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戦国時代、関ヶ原の戦いで父子兄弟の離散を余儀なくされた真田家。10日に放映が始まる大河ドラマ『真田丸』は、この悲運の一族の興亡がテーマだ。

 

「子供のころ、ドラマ『真田太平記』(1985−1986年)を観て、『この人たちがご先祖様なんだな』と思ったのを覚えています。そのとき真田幸村(正式名は信繁)を演じた草刈正雄さんが今回は父・昌幸の役で……。感慨深いですね」

 

こう語るのは慶應義塾大学教授の眞田幸俊氏(46)。次世代携帯電話の研究者であるこの人物、じつは幸村の兄・信之の末裔で、真田家14代目当主なのだ。

 

『真田丸』では主演に堺雅人(42)、脚本に三谷幸喜(54)を配するなど、不振が続く大河ドラマの暗雲を吹き飛ばす「史上最強布陣」が話題だ。眞田教授のご先祖・信之を演じるのは俳優の大泉洋(42)。この配役、どうでしょう?

 

「大泉さんは非常に気を遣われる方。『僕なんかでいいんでしょうか』とおっしゃっていましたが、信之の難しい立場を表現していただくには適任だと思いますよ。お祭り(真田十万石まつり)のときには大泉さんと、妻の小松姫を演じる吉田羊さんが来てくださった。吉田さんも凜とした方でした」

 

と絶賛する。

では、眞田教授はドラマでどのシーンに期待するのか。

 

「やはりタイトルでもある『真田丸』(幸村が大坂城に築いた出城)のシーンです。最後の合戦の直前、幸村がどうやって浪人衆を束ね、一流の戦闘集団に育てたのか……。

 

もうひとつは、第1話で描かれるであろう、武田家が滅亡したあとの描写にも密かに注目しています。徳川と手を結びながら、後ろでは上杉とも手を組まなければならなかった。そんな真田家の苦悩がどう描かれるのか、三谷さんの手腕に注目しています」

 

眞田教授は、放送を待ちわびている。

 

「私や家内はいまから放映を楽しみにしています。でも、下の子供は『興味ない』って(笑)。まだ9歳ですし、私もそのころは似たようなものでした。『真田丸』をきっかけに、ご先祖様のことを学んでくれたら嬉しいですね」

 

(週刊FLASH 2016年1月19日号)

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