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「ドラマは本数もギャラも年々減っていて、バラエティもちょっと出るだけでは稼げない。司会の仕事は、特に帯番組の場合、安定した収入を得られる“おいしい”仕事だ」(大手芸能プロダクション幹部)

 

各局ともさまざまなタレントを使って視聴率獲得に乗り出しているニュース、情報番組。まず激戦区である朝の時間帯を見ていきたい。

 

今年でキャスター就任10年を迎える『スッキリ!!』(日本テレビ系)の加藤浩次(46)。すっかり“日テレの朝の顔”となった加藤のギャラは1回の放送分(1本)で70万円だが、明るい話ばかりではないようだ。

 

「少しずつ数字を落としている。コンビを組む上重聡の利益供与スキャンダルが大きかった。番組の存亡はけっして安泰ではない」(日テレ関係者)

 

その『スッキリ!!』を猛追しているのが羽鳥慎一(44)。冠番組の『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)が好調。こちらは80万円だ。

 

「羽鳥は所属する事務所の力が強く、ギャラはやや高めなものの、丁寧なニュース解説が評価を高めている」(プロダクション関係者)

 

昨年のタレント番組出演本数ランキングで2年連続1位に輝いた『白熱ライブ ビビット』(TBS系)の国分太一(41)は80万円。同ランキング2位で人気、実力ともに高い『ノンストップ!』(フジテレビ系)の設楽統(42)は50万円。『あさチャン!』の夏目三久(31)が50万円となっている。

 

「視聴率に伸び悩む『ビビット』はリニューアル必至だが、国分は続投。同じく低迷の『あさチャン!』の夏目は、今が正念場で、4月以降も続投か決まる時期」(TBS関係者)

夜帯は12月末に『報道ステーション』(テレ朝系)の降板が発表された古舘伊知郎(61)は150万円。古舘そのものギャラはそれほど高くないものの、

 

「年間10億円ともいわれる、古舘プロジェクトに入っていた制作費がどうなるか注目だね」(テレビ制作会社幹部)

 

司会者のギャラは、民放各局のライツ部門が話し合って“定価”となるものを決めている。

 

「タレントや時間帯、ジャンルによって決まります。時間帯なら、ゴールデンタイム(19〜22時)で1時間100万円クラスのタレントなら、30分番組はその半額の50万円。2時間特番なら1.5倍(150万円)。

 

ゴールデン以外のギャラは4分の3で75万円。ただし、定価はあくまで定価。局やそのタレントへの熱望度によって変動する。TBSとフジが高く、日テレ、テレ朝と下がり、テレビ東京がガクッと安くなる」(テレビ局関係者)

 

  もちろん最終的な金額は、テレビ局とプロダクションが話し合いで決める。

  

「4月の番組だと、前年の10月ごろから年始にわたって話し合いが続きます。テレビ局は低く、プロダクションは高い額で交渉が始まる。2008年のリーマン・ショック以降、全体のギャラを下げたため、それまで高かったタレントは使いづらくなりました」(関係者)

 

高額のギャラを手にする司会者たちの「銭闘」まっさかりなのだ。

 

(週刊FLASH 2016年1月19日号)