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50歳以下のお笑い芸人の2015年(1月~12月)のテレビ番組出演本数を調べ、ベスト30を選出した。すると、全タレントの出演本数では、TOKIOの国分太一(653本)が2年連続でトップとなったものの、続く2〜4位は芸人が占めた。

 

その頂点に立ったのがバナナマン・設楽統(42歳・556本)。2012年、2013年は全タレントのなかでトップの出演本数であり、2014年、2015年も全体で2位。ここ数年は“芸人界一の売れっ子”ということになる。彼の躍進は2012年に『ノンストップ!』の司会を務めたところから始まっている。

 

「主婦向けの番組だが、朝に起きるのが遅い業界関係者の視聴率も高い。業界内視聴率が高いと、自然とほかの番組のキャスティングにつながります」(テレビ関係者)

 

ランキングしたメンバーの顔ぶれはつぎのとおり。

 

【2位】澤部佑(29歳・458本)

【3位】加藤浩次(46歳・456本)

【4位】有吉弘行(41歳・452本)

【5位】春日俊彰(37歳・421本)

【6位】後藤輝基(41歳・419本)

【7位】博多大吉(45歳・411本)

【8位】若林正恭(37歳・405本)

【9位】大久保佳代子(44歳・378本)

【10本】上田晋也(45歳・377本)

 

今回のランキングにも表われているのが芸人の“バラ売り”傾向だ。お笑い評論家のラリー遠田氏はこう語る。

 

「帯番組を持ち、MCを仕切れる設楽さんや加藤さんのようなタイプは、最も需要があります。ひな壇に登場し、MCをサポートするハライチ・澤部さんやオードリー・春日さんはスーパーサブタイプとしてピン出演が多い。その相方の若林さんはMCもできる万能型です」

 

ピンで活動する利点は何か。

 

「いまはコンビ単位で売るほうが仕事に制約が生じる。一人ひとりの個性を生かし、ピンで売る時代なんです。コンビ売りで成功しているのはタカアンドトシ、ブラックマヨネーズぐらい」

 

コンビでもピンで活動し、仕事の幅を広げる。これが次代のお笑い界の中心となってくるようだ。

 

(週刊FLASH 2016年3月29日・4月5日号)