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「『笑点』の座布団に一度座ったら、簡単に譲ることはできない。それだけの旨みがある。特に地方でのイベントの主催者からは『とにかく笑点メンバーを呼びたい。人間国宝の柳家小三治よりも、笑点メンバーのほうが、チケットが売れるんです』という要請がある」(落語関係者)

 

5月22日に、桂歌丸(79歳)が司会を勇退した『笑点』(日本テレビ系)。平均視聴率は27.1%(関東地区)を記録した。

 

笑点の収録は隔週でおこなわれているが、番組の出演料は、けっして高くない。

 

「大喜利メンバーのギャラは、桂歌丸が70万円、ほかの出演者が40万円といったところ」(同)

 

ちなみに座布団そのものは1枚3万5000円だという。この座布団に座ることで得られる知名度は果てしない。

 

「『笑点』に出ている落語家は、地方営業が段違いに多い。営業ギャラは歌丸師匠で100万円、林家木久扇、三遊亭小遊三、三遊亭好楽、三遊亭圓楽で70万〜80万円、春風亭昇太、林家たい平で50万円が相場。一方、『笑点』に出ていない落語家は、20万〜30万円がいいところだ。人間国宝クラスは別だが……。加えて講演会の謝礼の額も違う。病気になる前の歌丸師匠は月に20本は営業をおこなっていたから、年収1億円はいっていたと思う。たい平クラスでも、4000〜5000万円は稼いでいると聞いている」(同)

 

そんな笑点メンバーは仲がいい。

 

「人気者同士、お互い嫉妬もない。ただほかの落語家からは、男の嫉妬の対象になっている」(テレビ関係者)

 

今回も、歌丸勇退であいた空席をめぐり、“座布団バトル”が勃発した。

 

「木久扇は、自分が司会をやるなら、メンバーに林家木久蔵を加えてくれ、と日テレに頼んだ」(日本テレビ関係者)

 

林家木久蔵(40歳)は、2007年に父親の名を継いだ木久扇の長男。だが、これには異論を訴える声が続出した。

 

「好楽が会長を務める圓楽一門会の三遊亭愛楽に声をかけた。『ビビデバビデブー』など昭和のギャグを駆使するホープだ。『笑点』で座布団運び・山田隆夫のアシスタントを長年務めているが、知名度がネック。亡くなった人間国宝・先代柳家小さんの孫である柳家花緑にも、実際に打診があったと聞いている」(別の日本テレビ関係者)

 

ほかに、『下町ロケット』出演で話題になった立川談春(49歳)も候補に挙がったという。

 

「人気、実力とも候補に挙がったなかでは抜きんでている。だが司会者だった立川談志が番組と喧嘩別れした経緯があり、立川流の落語家が『笑点』のレギュラーになるには壁がある」(同)

 

「座布団に座る権利」争奪戦は、「座布団10枚」を争う戦いよりはるかに熾烈だった!

 

(週刊FLASH 2016年6月7日号)

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