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「卒業後は、芸能界ではやらないです。英語の勉強がしてみたい。いまは勉強の感覚を取り戻すために、秘書検定の参考書を読んでいます」

 

「乃木坂46」の人気メンバー、橋本奈々未(23)が10月19日、卒業を発表、今後の進路を明かした。

 

北海道旭川市に生まれた橋本は、教育熱心な家庭に育った。小学4年生のとき全国模試で1位になったエピソードも。当然、高校は進学校。そこでバスケ部のマネージャーに打ち込んだ橋本が選んだ進学先は、東京の有名美大だった。絵を描くことが好きで、コンクールに入賞歴もあった。

 

しかし、母親の反対に遭う。

 

「朝も起きられないのに東京なんて無理。お金は出さない」

 

アルバイトで稼いで札幌まで予備校に通い、美大に合格して上京。学費も生活費も親には頼らないと決めていた。

 

《課題を作るのにも、画材を買わなくちゃいけない。画材ってお金がかかるんです。本当に食費しか切り詰めるところがなくなって。帰りにコンビニでオニギリをひとつ買うっていう生活になりました》(「週刊プレイボーイ」2015年3月30日号インタビューより)

 

一日の食事がオニギリ1個。赤貧生活のなかで頭に浮かんだのが「芸能人になれば、ロケ弁を食べられる、食に困らない」ということだった。

 

「生活が厳しかったので、この暮らしを抜け出したいと思っていた。切実だった」と、橋本は後に語っている。見つけた乃木坂46のオーディションに応募し、橋本の人生は変わった。

 

デビューは2012年2月。昨年7月に公開された乃木坂46のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』では、2016年の目標として「弟の大学の学費を全部支払う。親に家を買う」ことを挙げていた。

 

母親から「無理しなくてもいいんだよ」という長い手紙が来たのは、その年の秋。手紙を読んだ橋本は、乃木坂46からの卒業を考え始める――。

 

卒業は来年2月20日の誕生日前後。次は新しいステージの夢に向かって歩み出す。

 

(週刊FLASH 2016年11月8日号)