image

 

その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【幽霊の術中にハマって死にかけました……】

 

僕は今、ピザのデリバリーのバイトをしています。配達区域が閑静な住宅街なんですが、ああいう場所って夜になると真っ暗で、まるで迷路みたいになるんですよね。

 

その日は、配達帰りに道に迷ってしまって。バイクでうろうろしていたんですが、急におまわりさんに呼び止められました。いわく「今、一時停止しなかったよね? こっちに来て」とのこと。

 

もちろん、ちゃんと止まったつもりですが、目をつけられてしまったものは仕方ありません。「ちゃんと止まりましたよ!」なんて言いながらバイクを押しておまわりさんの方へ近付いていきました。

 

そうしたら、そのおまわりさんが「そこに入って」って、目の前の空き地を指さすんです。そこは、もともと家が立っていたのを更地にしたような場所でした。別に車が多い道でもないのに何でだろう? って不思議に思ったんですが、逆らって面倒なことになるのも嫌じゃないですか。だから言われたとおり、空き地に向かってバイクを押していきました。

 

すると、いきなり、ガクッと前輪が落っこちたんです。びっくりして手を離したら、バイクがそのまま10メートルくらい落下していきました。更地に見えたところは、実はすでに工事が始まっていて、地下2階分くらいの深さまで掘削されていたんです。

 

バイクが先に落ちたおかげで僕は助かりましたけど、あのまま進んでいたら大けがではすまなかったかもしれません。そのとき後ろから「クソ……!」って男の人の声がして。久しぶりに恐怖を感じた体験でした。

関連カテゴリー: