保険証をお持ちでない天皇陛下「治療費は450万円」

2月18日、東京・文京区の東大病院で、天皇陛下(78)が心臓の冠動脈バイパス手術を受けられた。陛下は心臓に酸素を送り込む冠動脈のうち、左冠動脈2カ所(左回旋枝と左前下行枝)が狭くなっていた。うち左回旋枝は75〜90パーセント程度閉塞してしまったという。そのため、胸の奥の内胸動脈を心臓の左冠動脈につなぐバイパス手術がおこなわれ、3時間56分で無事に終了した。

陛下は、経過が順調なら約2週間でご退院の見込みだという。ここで恐れながら気になるのが、入院・手術費用。陛下をはじめ天皇家や皇族の方々は、国民健康保険には加入なさることができない。宮内庁病院の診察は無料でお受けになれるが、今回は東大病院だ。

「天皇陛下は保険には入っておられないので、入院、手術などの医療費は全額実費になります」(宮内庁報道室)

心臓バイパス手術のお値段は、おいくらなのか。自らも年間100以上のバイパス手術をこなす、石心会狭山病院心臓血管外科の木山宏主任部長はこう話す。

「心臓を動かしたまま手術をおこなう『オフポンプ式』の手術費用は、診療報酬点数でいうと8万9千700点。この10倍、89万7千円が医療費になります。検査費用や入院費用、食事費用などが加算され、手術費用と合わせて約200万円だと思います」

これは一般病棟に入った場合だが、まさか陛下に6人部屋でお過ごしいただくわけにはいかない。陛下が東大病院で入院されているとみられるのは、48平方メートルの病室に、会議室や応接室、キッチンや風呂場もある特別室。費用は1日18万9千円だ。2週間入院したとすると、差額ベッド代も合わせ約450万円余りを、お支払いになることになりそうだ。

「これは宮廷費(天皇家の公的な予算)から出ます」(宮内庁報道室)

(週刊FLASH3月6日号)

 

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