105日、青森県八ツ役のアパートの台所でA子さん(31)が全裸で亡くなっているのが見つかった。110番通報したのは、部屋の主であるトラック運転手の桑野貴志容疑者(逮捕時38)。ところが遺体の近くには、南京錠で固定された2メートルほどのワイヤと犬用の首輪があった。青森警察署は桑野容疑者がA子さんを拘束していたとみて、逮捕監禁の容疑で緊急逮捕した。

 

愛知県で育った桑野容疑者は、小学校のときに岩手県大船渡市に転校した。当時のあだ名は「納豆」だったという。ここで桑野容疑者は高校まで過ごした。高校の卒業アルバムではほぼ全員が仮装しているが、桑野容疑者は女装して写っている。

 

「中学高校とバレー部で、ポジションはセッター。身長は高くなかったけれど、運動神経はよかったです。勉強は普通。彼女はいませんでした。卒業後は仙台の専門学校に進み、青森で航空関係の仕事をしていたと聞いてます。しかし、5年ほど前に地元で同窓会をしたときには、無職でした。一度結婚したが離婚したと、そのとき聞かされました」(高校のバレー部での友人)

 

トラック運転手を始めたのは2年ほど前からだった。運送会社の関係者によると、無断欠勤や遅刻もなく、勤務態度は普通。雑談もするし明るい性格だったが、下ネタにはあまり乗ってこなかったそうだ。「彼女はいるの?」と尋ねると「いない」と答えていたようだ。

 

会社でまじめな顔を見せる一方で、桑野容疑者は、約1年前からA子さんと同居生活をしていたと供述している。そして13日には、青森県内に住む小形将人(37)、蛯名勝俊(38)、女性の斎藤真紀(40)の3容疑者が共犯の容疑で逮捕された。3人は桑野容疑者とA子さんの共通の友人だという。拘束していた犬の首輪は、事件前日に桑野容疑者と女性が市内の量販店で購入したものだったというが、この女性が誰なのかは分かっていない。

 

A子さんの体には複数の外傷があった。致命傷となる大きな傷はなかったが、傷が原因で多臓器不全を起こし亡くなったとみられている。桑野容疑者は「A子さんの自傷を防ぐために拘束した」と供述しているが、青森警察署は4人が暴行し、A子さんを死亡させた可能性を含め、慎重に捜査を進めている。

 

(週刊FLASH 1030日号)

 

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