115日にスタートした昼ドラ『幸せの時間』(東海テレビ制作・フジテレビ系)の話題が沸騰している。初回放送開始から10分もたたずに刺激的なシーンがつぎつぎと流れ、一部の地区では昼ドラとしは異例の視聴率2ケタ目前まで迫るいきおいを見せている。

原作はシリーズ累計400万部を売り上げた国友やすゆきのマンガ。男性目線のエロスあふれる内容を女性目線によるものに変更されている。念願のマイホームを手に入れた達彦(西村和彦・46)と智子(田中美奈子・45)は、新築の我が家で久しぶりに熱い夜を過ごす。翌朝、夫を駅まで送る車の中で昨晩の営みを思い出した妻が交通事故を起こし、被害者の燿子(神楽坂恵・31)は達彦と恋に落ちる……。

この事故をきっかけに達彦は燿子との不倫関係を始め、2人の関係は家族の知るところに。これまで信じていた家族に子供たちも疑問を持ちはじめるようになり、一家は次第に崩壊の道をたどるのだ。

本作は昼ドラならではの女同士の醜い争いは控えめ。その代わりに、智子を狙うストーカー男の花屋が襲いかかり、長女はお金のために売春相手を探し出したり、と怒涛の展開がてんこ盛りだ。貞淑な人妻をとりまく全員が、愛と欲望を大開放した超刺激的なセリフとシーンの連続だ。

主婦が夢中のドロドロの昼ドラといえど、ここまでくると言葉が出ない。制作側の声を聞こう。

「本作のテーマは親子が本音でぶつかり合うことにあるんです。崩壊するほどにぶつかっていくなかで新しい何かが生まれる瞬間を見届けてもらいたい」(番組プロデューサー)

激しい演出の裏側には深いテーマがあった。このドラマ、主婦たちだけの楽しみにしておくにはもったいない。

(週刊FLASH 12月4日号)

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