昨年9月、六本木のクラブ「フラワー」で、藤本亮介さん(当時31)が目出し帽をかぶった集団に金属バットでメッタ打ちされ殺害された事件で、関東連合の元リーダー石元太一(31)が逮捕された。何も知らないとうそぶいてきた石元容疑者が、犯人グループと接触していた姿が事件現場周辺の防犯カメラにとらえられていたためだ。

事件から4カ月が経過した1月10日と11日、警視庁は石元容疑者らをはじめ、容疑者を次々に逮捕した。逮捕状を取っていたのは17人。そのほとんどが示し合わせたように出頭、逮捕された。

「警視庁捜査1課と犯人グループの間には仲介者がおり、2日間で全員を出頭させるシナリオになっていた」と話すのは大手紙社会部記者だ。別のマスコミ関係者も次のように話す。

「もともとは元国会議員の弁護士が昨年末に警視庁に接触して、出頭するための条件交渉をしていた。でも、犯人グループがそれぞれ好き勝手なことを言って収拾がつかず、さじを投げた」

いつまでも犯人グループを捕まえられないと、メンツが丸つぶれになる警察の思惑と、いつまでも逃亡することは金銭的にも厳しい犯人グループとの思惑が一致したことで、今回の一斉逮捕になったとみられている。

襲撃犯逮捕で事件は全容解明されるのか。これまでの調べでは、襲撃犯と藤本さんとの間にトラブルはなく、人違いで殺されたことがわかっている。関東連合の関係者は言う。「犯人が逮捕されても、誰がバットで藤本さんを殴打したのか特定できない。そう簡単に解決しませんよ」

(週刊FLASH 1月29日号)

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