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25年4月に、『WEB女性自身』で反響が大きかった記事を再配信でお届けします。記事中の肩書きや情報などは掲載時のままです。

 

 

「3月24日から29日にかけて開催されていたキルト展で、三浦百恵さん(66)の新作が発表されました。水色地に大きな花柄がベースになっているキルトで、中央にはデンマーク伝統の白糸を用いた“ヘデボ刺繍”が施されています。外枠を飾るのはバラ柄で、全体の色みはパステルカラーでした」(キルト展に来場した女性)

 

芸能界引退後の’87年ごろから40年近くキルト作品を制作している百恵さん。今回の「鷲沢玲子の『キルトフェスタ2025』」でも百恵さんが制作した、横136cm・縦182cmの大きなタペストリーがひときわ目を引いていたーー。

 

彼女の才能を、日本を代表するパッチワークキルト作家で恩師の鷲沢玲子さんが絶賛している。

 

《キルト作りには性格が出ると言われます。「目立ちたい」「格好良く見せたい」という気持ちが前面に出てしまう人も少なくないなか、三浦さんの作るキルトは、これ見よがしなところが一切なく、とても優しい。それでいて時々ハッとするほど個性的な配色を見せるところは、さすが華やかな世界で生きてこられた方だと思います》(『婦人公論』’19年11月12日号)

 

今回のキルト展で新作『記憶のかけら』を発表した百恵さんは、展示品を紹介する図録に、こんなコメントを寄せていた。

 

《ヘデボ刺繍をたくさん取り入れた、表情のあるキルトを作りたいと思いました。布と刺繍糸の色、静と動を感じる布の取り合わせの妙でしょうか。不思議とどこか懐かしさを感じるキルトになりました》

 

百恵さんは長年、「キルトフェスタ」が開催されるたびに出品を続けてきた。

 

今回、会場の入口にはお祝いの花が3つ飾られていた。2つは鷲沢さんのキルト関係者からのもの。もう1つには立て札が飾られていなかった。だがキルト教室に通っていた生徒が言う。

 

「この祝い花の贈り主は、紀子さまだと伺っています。会場にお花を届けられたそうです。ピンクや黄色の花々と、その中央に濃いピンクと白色の一輪のチューリップが存在感を放つ素敵なブーケですよね。

 

紀子さまは百恵さんのタペストリーも図録でご覧になっていたと伺いました」

 

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出典元:

WEB女性自身

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