全米で年間視聴率No.1を誇る、み~んながテレビの前にクギ付けになって観ている大人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』。
 前にお話したこの番組の熱烈なウォッチャーである友達のエルちゃんが、「シーズン6がはじまってしばらくたつけど、今回は心の底から応援したくなるようなキラリッとした人がいないのよね~」と言うのを聞いて思ったよ!そりゃそうかも!前回のシーズン5はあまりにもキャラ強い人(オーディションに出てくるアメリカ人はみんなそうだけどね)たくさんいたから。
 シーズン5で優勝したのは、この時まだ29歳なのに頭の毛がすっかりシルバーフォックス?ロマンスグレー?(これが結構似合ってる!)でやたらと「ソウルパトロ~ル!」と叫んでは地元アラバマの大応援団を背負って優勝したテイラー・ヒックス。準優勝はカリフォルニア出身の、まさしくアメリカン・アイドルの名前にふさわしくミス・アメリカにでもなれそうなお姫様キャラのキャサリン・マカフィー。そして、忘れられないのは惜しくも第4位で敗退、いやいや見事第4位となったクリス・ドートリー!(オーディション参加人数10万人以上の中の4位ですからね)。
0704091_1  はじめてドートリーがオーディションにやって来たとき、あの辛口も含む審査員たちが彼の歌声を聞いてびっくりして硬直してました(笑)。スッバラシイ声の持ち主なんです。一体あのエモーショナルでパワフルで(ああ~どんな形容詞も当てはまらない~)声はどこから生まれて来るのよ~ってくらいよかったんです。本名クリストファー・アダム・ドートリー。1979年12月26日ノース・カロライナ出身の27歳。02年にシングルマザーと結婚し、後に養子を迎へていて、すでに2児のお父さん。エライなぁ~。地元の小さなクラブで、ローカルハードロックバンドとして活動を続けていたところ、奥さんからの「あなたもう一度夢に向って挑戦してみたら!」(と言ったかどうかわからないけど)バックアップもあって、アメリカン・アイドルのオーディションを受けたんですって。
 番組内でドートリーが歌ったBONJOVIの名曲『Wanted Dead or Alive』
(その時の映像→
http://www.youtube.com/watch?v=jIEQXqueUYg&mode=related&search=)はBONJOVIファンの皆さんにはごめんなさいだけど、本家ジョンが歌うよりも新鮮でずっといいじゃない!って思った人きっと多いはず!この曲の入ったコンピレーション・アルバムがリリースされて直後、10万件以上ものダウンロードアクセスがあったんですって。そんなに凄いのになぜアメリカン・アイドル第4位に終ったかって?「自分がドートリーに投票しなくても他のみんなが当然彼に投票しているだろうから」って思った人がいっぱいいたんだとか!そんな馬鹿な・・・(涙)その一票が重いのですよ!
0704092_1  でもね、シーズン5の優勝者のテイラーとキャサリン同様、クリスもレコード契約を交わし、自分の姓をとったバンド名、その名も「ドートリー」(BONJOVIと同じく、姓がバンド名の人はきっと成功するよ!って勝手な予想!)としてアルバム『DAUGHTRY』を発売。日本より一足はやくリリースされるや、全米アルバム・チャート初登場で2位を記録。06年のもっとも売れた新人アーティストになったんですって。オメデト!(『BMG JAPANより発売中 』)
 容姿はアイドル(!?)っぽくないスキンヘッド(ちょっとブルース・ウィリスっぽいかな?違う?)で背中には「DAUGHTRY」のTATOO(トークショウ番組に出ていたとき、着ていたシャツをちらりと脱いで見せていました)大きなカウボーイハットをかぶってちょっぴりポテト兄ちゃんで登場したオーディションからくらべたらワイルドに変身!ドートリーのこのアルバム、冗談なく全部シングルカットして売り出せるくらい、メロディラインのきれいな頭に残るサウンドのオンパレード!というのも一流のプロデューサー人が脇を固めていて、ナントあの元ガンズ&ロ-ゼズのギタリストでただいまVELVET REVOLVERで活躍中のスラッシュも快くギター参加しちゃったくらいですからね。ベテラン勢をも唸らせるドートリーなのです。現在4月下旬まで全米ツアー中(チケットはすべてソ-ルドアウトとか?)早くこの街あの街その街にもやって来ないかしらん?今一番、近くで観たい聴きたいアーティスト!きっとみなさんも魅了されちゃうこと間違いなしだよ!