先日、福島県で起きた17歳少年による母親殺害事件で、この17歳の少年が聴いていたバンドのひとつが『マリリン・マンソン』だったそうです。
 1985年にティッパー・ゴア(元アメリカ副大統領アル・ゴアの奥様)を中心に4人の奥様方が作ったPMRC(TheParentsMusicResourceCenter)という団体は「有害な音楽から若者たちを救おう!」みたいな団体で、ここでよ~く槍玉に挙げられて、あ~だこ~だ言われちゃうバンドのひとつが『マリリン・マンソン』なんです。
070521  で、一体『マリリン・マンソン』ってどんなバンド?なのアレコレ・・・
 ボーカルであるマリリン・マンソン(本名 ブライアン・ヒュー・ワーナー。1969年1月5日生まれ。38歳。)のバンドで名前の由来は「マリリン・モンロー」と殺人鬼の「チャールズ・マンソン」から。幼少時代に受けた虐待と、キリスト教系の学校による、過度な宗教教育の叩き込みなどが引き金となって、いつからか悪魔(!?)をみるようになったとか!?(ウッソだ!)
 不良の道を歩き始めた後、現実逃避のためからバンド活動を始める。書く歌詞は反キリスト教のものが多数。「ショック・ロック」とか「カルト・ロック」とかただ単に「シアトリカル・へヴィー・ロック」などと呼ばれる音楽をやっているんです。ライブで『マリリン・マンソン』を観た友人達によると「黒いガムテープのようなもので全身をグルグル巻きにして歌ってた」とか「松葉杖をついて登場した」とか、ちょっと不気味な感じですねぇ~。マンソンは地球温暖化を奨励していて、「20年後の世代は人生を楽しむに値しない。俺たちだって苦しんだ、今度は奴らの番だ。地球温暖化が進んだほうがいい」と未来の世代に「苦しめ」発言なんかしちゃってます。
 オハイオ州の高校では『マリリン・マンソン』のTシャツを着て登校することを禁止する規則が出来ていて、Tシャツを着ている限りは授業を受けさせませんよ!なんですって。『マリリン・マンソン』のことが嫌いな人達ってたくさんいるんです。たとえば、
・コロラドの宗教団体(マンソンは、暴力と憎悪、ドラッグの使用を助長する歌を歌っているから)
・反中絶団体(中絶を逃れた子どもたちの歌を歌っているから)
・全米各地のレコードチェーン店(マンソンがキリストのように十字架に貼り付けられているアルバムジャケットがあるため店頭での販売をボイコット)
・アメリカ国内で、コンサート会場をマンソンに貸さないオーナーも続出などなど。
 1999年に起きたのコロンバイン高校銃乱射事件では、加害者自身「マンソンのファンじゃない」と言っているにもかかわらず、多くの保守派メディアによって、社会的影響を追求されてしまうんです。このことにつてマンソンは、映画『ボーリング・フォー・コロンバイン』の中で、「ドーセみんな俺を悪者にしておけば気が済むんだろう~勝手にやっててよ」って投げやり発言しています。
 銃が使われる事件が起きると、「銃を規制しよう」、マンソンを聞いていたという人が事件を起こすと、PMRCなどが「マンソンは有害!」でも、問題を起こさない愛好者がいるのも事実で、何が一体悪いのか、どこを取り締まればよいのか、問題はどこにあるのでしょうかね?
 バーレスクダンサー(芸術性の高いストリップダンサー)の第一人者、ディータ・ヴォン・ティーズと2005年12月に結婚、二人で買ったカリフォルニア州サンフェルナンド・バレーの豪邸(約1億4000万円)の近隣達は、悪魔とストリッパーが引っ越してくると言って、酷く抵抗していたんですって。でも結局1年後に二人は離婚しちゃったんですけどね。
 今回、起こった事件によって突如『マリリン・マンソン』の名前を聞いたと思ったら、なんと、6月5日にはニューアルバムが発売されるんですって!おまけに元妻のディータも有名下着ブランドのスペシャルイベントのために来日と、不謹慎にもただいま話題にのぼっちゃったマリリン・マンソンでした。