6月16日より映画『ブリッジ』が公開されます。
 世界中で論争を巻き起こしたこの衝撃のドキュメンタリー映画っていったいどんな映画? 2004年から2005年にかけて一年間に渡り、サンフランシスコに架かる観光名所で有名なゴールデンゲートブリッジから飛び降り自殺をする人々を撮り続けた映画なんです。観光名所であるだけでなく、自殺の名所としても有名な場所だったなんて少しショックですね。サンフランシスコ湾と太平洋が交わるゴールデン海峡に架かるこの吊り橋は1937年に完成。全長2,790メートル、水面からの高さ230メートル。建設以来約1300人が自殺しているんだそうです。監督のエリック・スティールは橋の様子を毎日撮り続け、この間に24人が飛び込み、その自殺者の友人や家族に自ら取材をして、なぜそのような行動をとってしまったのかを映画のなかで追求しています。なかには、なぜ自殺を止めなかったのか? という批判もあったようですが、実際、いつでも警察や橋の管理者に通報できる態勢で撮影にのぞみ、6人の自殺を止めたそうです。社会問題にもなっている自殺というものを真面目に取り扱ったドキュメンタリー映画になっているようです。
070604 話はがらりと変わって、ゴールデンゲートブリッジといえば思い出す出来事があります。
 サンフランシスコ近郊にあるワイナリー畑で有名なソノマというところでキャンプをしていたときのコト。友人のダグラス君は途中から参加のガールフレンドを迎えにサンフランシスコへ戻ることになり、一緒について行くことになりました。約一時間の片道を二人でぺちゃくちゃおしゃべりしながら、ゴールデンゲートブリッジを渡って、市内に入ろうとしたところでハプニング発生!市内入る自動車には通行料が取られるんです。5ドル! 市内から外へ出る時は無料。二人ともお互いにもっているものだと思ったかキャンプ場に財布を残してきてしまってさあ大変だ! 散らかったアメリカ人の車のなかのどっかにコインが転がってないか、いくら探してもみつからない。料金所のおじさんに「橋からすぐ近くのマリン地区に住んでいるから、ガールフレンドをピックアップしたらすぐお金もって戻ってくるよ!」などなどいろんなこと言っても無駄で、右側にある管理事務所へ行けと。ここで、書類にサインして後日振り込みなさいという仕組みなんです。ありゃりゃ失敗したとトボトボ歩いて事務所に入ると、そこにいたのは親切なおばさま! ナント橋の通行チケットを一枚ビリっと綴りから切り取って私たちにくれたんです。「私もよくやるわ~(エッよくあることなの?)(笑)」事務所の向こうに見えるのは橋のゲート。今目の前にいるのはゴールデンに後光が差した輝くおばさま。これがわたしのゴールデンゲートブリッジの思い出。あのときのおばさま改めて有り難うございました。