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鏡を見るたび、いつの間にか増えている白髪に思わずため息……。年齢のせいだと諦めてしまいがちですが、じつは生活習慣が大きく関係しているんです!

 

「白髪が気になっても、年齢のせいだからと諦めるか、染めるかの選択肢しかないと思っている人が少なくありません。でも、適切に対処することで、白髪を減らしたり、増加をくい止めることは十分可能だと考えています」

 

そう語るのは、日本最多の店舗数を誇るヘッドスパ専門店「プーラ」の経営者で、『白髪は防げる!』(かんき出版)などの著書がある頭髪専門家の辻敦哉さん。

 

ヘアサロンに勤めていた時代から、これまで1万人以上の白髪ケアをしてきた辻さん自身も、20代から白髪で悩んできたという。

 

辻さんによると、白髪の原因は、遺伝や老化よりも、栄養不足が大きいという。

 

また、白髪がどこに増えているかで、その原因となっている心身の不調がわかる。

 

自分の白髪のタイプに合わせて対処すれば、効果的に白髪は改善できるそうだ。

 

ここでは、腎臓疲労による「生えぎわタイプ」の対処法を紹介。

 

【生えぎわタイプ】原因:腎臓疲労

 

腎臓の機能が低下すると顔がむくみ、重力で顔が下に引っ張られる。これにより、生えぎわの皮膚に負担がかかることが白髪の原因に。また、首のこりによって首から上の代謝が悪化し、白髪が増えることも。

 

対策:腎臓の働きを高めることが大切。常温の水を最低でも1日1リットル以上飲み、塩やみそなどの調味料を天然のものに替えるなどして、腎臓をいたわる習慣を心掛けよう。

 

〈食〉調味料は腎臓に優しい天然のものを

ミネラルのバランスが整った天然の塩なら腎臓にほとんど負荷をかけない。また、天然の調味料には、ビタミン、アミノ酸など白髪の改善に必要なたくさんの栄養素が含まれる。砂糖、酢、しょうゆ、みそもできるだけ天然ものにこだわろう。

 

〈休〉首を圧迫しない枕を選ぶ

硬さや高さなど、体に合わない枕による首や肩のこりによって、首から上の代謝が悪化し、顔のむくみが加速することも。首を圧迫する枕は避けて、頭をのせたときに自然なカーブを維持できるものや寝返りを打ちやすい枕を選ぼう。

 

〈ツボ〉腎臓の機能をアップ

両目から指2本分下にあるツボ・四白(しはく)を軽く刺激することで、顔のむくみだけでなく、顔の血流も改善する効果が。また、おへそから指4本分下にある腎臓の働きを高める効果が期待できるツボ・関元(かんげん)を優しく押すことで血行を促進し、生理痛や冷え性解消にも。6秒押して6秒休む を3セット。

 

効果的な対策を実行し、悩める白髪とおさらばしよう。

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