ストレッチで痩せるはムリ! 専門家が解説の正しい知識

投稿日:2022/04/28 11:00 更新日:2022/04/28 11:00
ストレッチで痩せるはムリ! 専門家が解説の正しい知識

やせたいのに、年のせいでやせづらくなってきた! そんなあなたに朗報、この世にやせない人などいないと断言したのはトレーナーの中野さん。正しいダイエットを今一度教えてもらおう――。

 

ダイエットは女性の約87%が経験し、そのうち約87%が挫折する(’20年3月・森下仁丹のインターネット調査)。それほど「むずかしい」のが実感だ。特に読者世代は「食べるのをガマンしてもやせない」という人も多い。

 

「年齢に関係なく、この世にやせない人などいません。『やせなかった』のは、そのときの選択が間違っていただけです」

 

そう断言するのはフィジカルトレーナーの中野ジェームズ修一さん。

 

ダイエットに大切なのは継続だ。だが、運動すると決めても「疲れたから動きたくない」日もある。

 

「そんな日は潔く寝ましょう。1日しっかり休んで気持ちを切り替えるのが◎」(中野さん・以下同)

 

また、誰にも内緒で黙々と運動するより、誰かと一緒にやるほうが継続しやすい。家族や知人、SNS上のほめ言葉や励ましも継続の後押しになるだろう。

 

■ストレッチでやせるのはほとんどムリ

 

とはいえ、食事制限のほうが効果的では?

 

「ダイエットの黄金ルールは〈1〉摂取カロリーを減らす、〈2〉消費カロリーを増やす、〈3〉筋肉をつけるの3つ。ただ、食事制限だけでは筋肉が減り、太りやすい体になります。筋トレで消費カロリーを増やし、筋肉をつけるのが近道です」

 

筋トレより、ストレッチは?

 

「ストレッチでは筋肉はつきません。消費カロリーもゴミ捨てとほぼ同じ(国立健康・栄養研究所)。ストレッチだけでやせるのはムリと悟りましょう」

 

 


 

ひと駅遠くから歩くのは?

 

「効果的とはいえません。それより階段がおすすめです。まずは1日に5階分、階段を上り下りしてみて」

 

手厳しい指摘が続くが、「全身が硬い」人もいないという。適切なストレッチを続けると、誰でも柔軟性は身につくそうだ。

 

読者世代は肩こりの悩みも多い。

 

「肩こりの原因は加齢ではなく、〈1〉筋力不足、〈2〉血行不良、〈3〉ストレス。筋トレは、筋力アップと血行改善、ストレス解消にも役立ちます」

 

筋トレはつらそうだ。

 

「イヤイヤやるより楽しいと感じたほうが、エネルギーを大量消費するホルモンが分泌され、脂肪がよく燃えます。最初はつくり笑顔や楽しいふりでもOK」

 

脳の働きを利用する?

 

「食事も時計ではなく脳で食べましょう。時間に関係なく、本当にお腹がすいたら食べる。食事時間が変えられない場合は、どれくらいお腹がすいているか、自分に聞いて量を決めるとよいでしょう」

 

食事といえば「寝る前に食べると太る」と聞くが、夕食を抜くのはよくないという。空腹のまま寝ると睡眠が浅くなり、ストレスがたまって運動意欲も減退。しっかり眠るために、夕飯は食べよう。

 

また、ダイエット中は体重が気になるが、食べたもののうち、運動などで消費しきれない分が体脂肪に変わるのに約2週間。体脂肪や筋肉が増減し、体が変わるには2~3カ月かかるという。

 

【PROFILE】

中野ジェームズ修一

卓球の福原愛選手やマラソンの神野大地選手などトップアスリートのトレーナーを歴任。著書に『やせるのはどっち?』(飛鳥新社)がある

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