先日13日、国連食糧農業機関が昆虫食を推奨する報告書を発表した。地球上には食べられる昆虫が1,900種以上存在しており、世界中100カ国、総人口のやく3割が、昆虫を常食しているという。

 

「昆虫はタンパク質、繊維、脂肪、必須ミネラルが多く含まれている栄養食品で、ダイエットにも向いています。今後予想される食糧危機を生き抜くためにも、ぜひ昆虫食を広めたい」

 

そう話すのは、昆虫食専門家の内山昭一さんだ。そこで今回、味はもちろん、栄養価も含めて徹底的に調べてみることにした。試食したのは、クワガタやススメバチなど15種類の昆虫と、陸貝に分類されるカタツムリの全16種類。調理方法は、素材の味がわかるよう、茹でたり揚げたりとなるべくシンプルにし、味は虫食い芸人の佐々木孫悟空さんと、虫食いライターの朝井麻由美さんに評価してもらった。上位にランクインした昆虫は次の通り。

 

【1位・トノサマバッタ】総合点18・エネルギー量179Kcal/100g(以下同)

【2位・マダガスカルゴキブリ】総合点17・エネルギー量196Kcal

【3位・タイワンタガメ】総合点16・エネルギー量165Kcal

【3位・アルゼンチンモリゴキブリ】総合点16/エネルギー量175Kcal

【5位・タイワンツチイナゴ】総合点16・エネルギー量443Kcal

 

【15位・カイコ蛹】総合点11/エネルギー量100Kcal

【番外編・カタツムリ】総合点18/エネルギー量82Kcal

 

予想に反して高評価だったのは、マダガスカルゴキブリだった。これまでゴキブリだけは食べるのを避けてきた朝井さんだが、「んん……!?これは意外といけるかも。ふわふわした食感で肉厚ですね。まるでムースみたい」とコメント。孫悟空さんによれば、マダガスカルゴキブリは誰でもおいしいと言うらしい。ちなみに、卵があると味はもっとゴージャスになるとか。

ちなみに、同席して試食した本誌記者は、口から虫臭さが3日ほど抜けず、しばらく口内炎で悩まされた。もちろん、もう2度と食べたくない。やっぱり昆虫を常食するのは、なかなか難しそうだ……。

 

(週刊FLASH 6月18日号)

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