のどを酷使する歌手など、有名人に人気の蜂蜜がある。万病に効くといわれる「マヌカハニー」だ。アレルギー体質をも改善してくれるという。

 

マヌカはニュージーランドに自生する高さ1メートルほどの低木で、梅の花に似た白い花が咲く。現地のマオリ族の間でマヌカの木は「復活の木」「癒しの木」と呼ばれている。この花から取れる蜂蜜がマヌカハニーで、ニュージーランドでは病院でも処方されている。

 

「マヌカハニーが注目されるようになったのは、ピロリ菌を除菌する効果があるとわかったためです。これは実験で確認されています。理由は謎でしたが、抗菌作用のあるメチルグリオキサール(MGO)という物質だと、’08年にドイツのドレスデン工科大学のトーマス・ヘレン教授が発見したのです」

 

こう語るのは日本マヌカハニー協会の鈴木健司氏だ。効能は虫歯、胃ガン、インフルエンザの予防、口内炎、糖尿病、火傷、傷、抗ガン剤の副作用軽減など多岐に及ぶが、花粉症にも効果があるという。

 

「私も花粉症ですが、1日にティースプーン1杯をなめると、鼻水などのつらい症状が軽減されるんです。シリング酸メチルという抗炎症成分も含まれており、鼻の粘膜にマヌカハニーを塗る方もいます。飲むだけで腸内環境を整えることができ、アレルギーに効果があるのです」

 

粘度が高く、濃厚で独特の風味がある。必ず食前になめ、30分間は水分を飲まないこと。ボトルに「MGO100+」「UMF+10」などと書かれている数字が大きいほど、効果が期待できる。当然、数字に応じて高価になり、「100+」は250グラムで3,400円程度だが、最高級の「MGO1100+」だと500グラムでなんと4万円もする。ボトルになにも数字が書かれていない商品もあるが、風味だけで効果は期待薄だそうだ。

 

ニュージーランドのマヌカハニー、試してみる価値はあり。

 

(週刊FLASH2月10日号)