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世間を震撼させた山口組分裂問題。日々その動向が報じられているが、実態を知る人は少ないはず。そこで、知りたいけれど、絶対にヤクザ本人には聞けない疑問を本誌が代わりに聞いてきた。

 

・バッジの値段はいくら?

ヤクザの象徴である金バッジ。山口組の場合は「組に入ると、金メッキのバッジを購入する。1個5,000円くらい」(山口組構成員)という。階級が上がるとバッジも変わる。「三次団体の執行部クラスになると、18金のバッジを作る。だいたい10万円くらい。さらに直参になると、プラチナ製で金のチェーンがついたバッジが親分から与えられる」(同前)

 

・指を詰めるのはどんなとき?

「親分に迷惑をかけたときなど、普通は金を上納して収めてもらうが、金のない奴が指を詰める。場所は病院の屋上だったりする。そのまま縫合してもらえるからな」(暴力団組員)。指はホルマリン漬けにして、ガラスビンに保管しておくという。「でも、もうやることは少ない。カタギに見えないと仕事がしにくいからな。だが、ヤクザにとって指詰めは重いこと。指を出された側は、基本的に許さないといけない」(同前)。

 

・クスリ御法度は本当?

覚醒剤のシノギを禁止している組は多いが、多くの組員が覚醒剤の売買で捕まっている。「基本は御法度。見つかったら破門の組が多いが、陰で販売しているよ。1グラム8,000円で仕入れたクスリが3万円で売れる。ここまで稼げるシノギはそうそうないからね」(前出・暴力団員)

 

・上納金っていくら?

山口組分裂で、直参組長たちに月100万円以上もの上納金が課せられていることが話題となった。「山口組の四次団体の幹部で月40万〜50万円ぐらい。古い組の上納金は高いね」(前出・山口組組員)。東京の老舗の組では、二次団体の若頭クラスで月25万円、ヒラ組員だと1万円弱を組に収める。

 

・組の当番ってどんなもの?

若い組員は組事務所につめて、雑務を行なう。これが極道の入口だ。「電話を受けたり、食事を作ったり……。掃除はかなりきちっとやらないと叱られる。食事は、組幹部の好きなメニューが頭に入っていないといけない。だから料理当番は相当腕が上がる」(関東の暴力団組員)

 

・銀行口座はどうしているの?

「銀行口座を持っていても、ヤクザだとバレると強制解約。通帳を取り上げられるうえ、金は自分で取りに行かないといけない」(前出・暴力団組員)という昨今、新しい口座を作ることは難しい。さらに、身分を偽って口座を開設すると、罪に問われる恐れがある。「結婚して苗字が変われば、口座を作ることができる。つき合っている女名義の口座を使ったりもする」(同前)。名前を変えるために結婚と離婚を繰り返すヤクザもいるという。

 

(週刊FLASH9月29日・10月6日号)