(写真・神奈川新聞社)
三菱商事都市開発(東京都千代田区)が横浜・みなとみらい21(MM21)新港地区に建設していた商業施設「MARINE&WALK YOKOHAMA(マリン・アンド・ウォーク・ヨコハマ)」(横浜市中区)が4日に開業する。オープンに先立ち2日、報道機関や関係者などへの内覧会が行われ、施設がお披露目された。
地下1階、地上2階(一部地上5階)建てで延べ床面積は約1万3400平方メートル。駐車場(89台)や駐輪場(63台)も完備。店舗面積は約8300平方メートルで、幅広い年代をターゲットにしたファッション、雑貨、ウエディング、飲食など25店舗が入居する。
「海沿いの倉庫街に街路をつくる」をコンセプトに、レンガ張りの外壁や2500本の植栽がスタイリッシュで落ち着いた空間を演出。敷地内にはゆったりとくつろげるベンチが設置され、横浜の海を眺めながら食事ができる店舗も充実している。
商圏は平日は半径3~5キロ、休日は30キロ以内を想定。年間来場者数は隣接する横浜赤レンガ倉庫の半数の約300万人と予想する。赤レンガ倉庫ともイベントを企画するなどして連携を図り、より多くの集客を目指す。
同社の神崎圭輔商業開発部長は「駅から10分ほど歩けばリゾート感あふれる雰囲気を体感できるのが魅力。『横浜といえばマリン・アンド・ウォーク』と定番スポットになるよう成長させたい」と意気込んでいる。
オープンは、4日午前11時。みなとみらい線馬車道駅6番出口から徒歩9分、JR・市営地下鉄桜木町駅から徒歩15分。
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