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(写真・神奈川新聞社)

神奈川屈指の進学校「県立湘南高校」(藤沢市)の生徒の大学進学を後押しするため創設された奨学金制度「藤巻・間宮育英資金」の給付式が17日、同校で行われた。40人以上の応募者の中からこの春に大学進学した10人が奨学生に選ばれ、それぞれ50万円が手渡された。

同資金は、10年間限定の制度として2009年度に創設。浜松市の藤巻晴子さん(92)が私財の5千万円を投じ、藤沢市在住で同校卒業生の間宮三郎さん(72)が橋渡しをした。

支給対象者は国公立大学に現役か1年浪人で合格した卒業生で、世帯の所得や提出された作文を基に年間10人を選定。50万円は入学金や授業料、教材購入費など入学準備金に充てられ、将来の返済義務はない。

7回目の今年は、東京大や一橋大などに現役合格した10人が選ばれた。給付式に駆け付けた藤巻さんは「満足のいく道を見つけてご活躍を」と述べた。

奨学生らは、編集者や医師、教師、研究者などそれぞれの夢を披露しながら、「奨学生として恥じない人間になる」「感謝の気持ちを胸に学びたい」「将来さまざまな形で社会に還元したい」と決意を語った。

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