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(写真・神奈川新聞社)

横須賀市大矢部の大貫義三郎さん(73)方の玄関先に置かれているタヌキの陶器の置物を、シジュウカラのつがいが巣箱代わりにして子育てをしている。

置物は高さ30センチほどで、中は空洞。タヌキの背中の部分に直径約4センチの穴があり、2週間ほど前、親鳥がそこから出入りして餌を運んでいるのを大貫さんが見つけた。

同じ置物のなかでは、16年前にもシジュウカラの親子がすんでいたことがあったという。シジュウカラがすんでいたのが忘れられず、大貫さんは5年ほど前に木製の巣箱を購入し、庭の木に設置していた。

“再会”を喜ぶ大貫さんは、鳥が結局タヌキの置物を選んだ理由は「鳥に聞いて」と笑う。内部は見えないためヒナの数は分からないが「無事に巣立って、来年もまた来てほしい」と目を細めている。