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(写真・神奈川新聞社)

高校生や大学生らが委員として参加する「かながわ子どもの貧困対策会議」が22日、横浜市神奈川区の県社会福祉会館で初開催された。県の施策に当事者らの視点を取り入れる目的で設置され、今後、会議として提言をまとめて知事に提出する見通し。初回は子どもの貧困に関する講演会の開催や、ひとり親家庭向けのポータルサイト設置などについて協議した。

委員は児童養護施設や支援団体の関係者、有識者らも含め計15人で、高校生、大学生のみによる「子ども部会」も設置された。

会議では、厳しい生活実態が明らかになった県のひとり親家庭アンケート結果の紹介や、講演会の開催などが検討された。大学生委員の女子生徒(18)=横須賀市=からは「貧困は外から見えにくく、身近にあると知られていない」などの意見が出た。

終了後、高校生委員の女子生徒(17)=相模原市緑区=は「子どもの貧困について、経済的な側面に加え、『心の貧困』についても政策提案できたら」と話していた。