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(写真・神奈川新聞社)

海上自衛隊横須賀基地所属の掃海艦「やえやま」(1千トン)が老朽化のために退役を迎え、28日に自衛艦旗返納式が同基地で開かれた。乗員や関係者ら計約130人が出席し、これまでの功績をたたえ、最後の別れを告げた。

掃海艦は機雷や不発爆弾の除去が任務。やえやまは1993年に就役し、99年には神戸港沖で爆発性危険物処理を行った。2011年には東日本大震災の災害派遣、14年にはペルシャ湾での米国主催の国際掃海訓練にも参加した。総航海時間は3万8千504時間に及んだ。

返納式ではやえやまに掲げられていた自衛艦旗が降ろされ、艦長の相馬誉介3佐が横須賀地方総監の堂下哲郎海将に手渡した。堂下海将は「やえやまの輝かしい功績をたたえ、有終の美を飾った乗組員の今後の活躍を祈念する」と話した。

7月1日には、同型艦の掃海艦「つしま」が退役する。両艦とも船体は磁気に反応する機雷を避けるために木造で、世界最大級の木造船舶でもあった。