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(写真・神奈川新聞社)

「箱根強羅夏まつり大文字焼」が16日夜、箱根町を見下ろす明星ケ岳(924メートル)で行われた。巨大な「大」の火文字と花火の競演に、箱根登山鉄道強羅駅周辺に集まった浴衣姿の見物客らからは「感動的」といった声が上がっていた。

 

午後7時40分ごろに山肌に並べた直径30センチほどにまとめた篠竹約250束に点火。オレンジ色の光に包まれ、縦・横ともに100メートル以上の大きさの「大」の字が闇夜に浮かび上がり、花火の打ち上げも始まった。

 

強羅駅は、複数の公共交通で町を周遊するコースの経由地。同社によると箱根ロープウェイが全線再開した7月26日以降、同駅の利用客は増加傾向という。近くの商店主は「団体はまだだが、全線再開で強羅駅の利用客も増えている印象。段階的に増えてくれれば」と話していた。

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