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(写真・神奈川新聞社)

体長約8センチの外来種のヒラタクワガタが、横浜市旭区若葉台の雑木林で見つかった。近所に住む自営業清水正夫さん(53)が捕まえた。ペットショップで売られ、飼育されていた個体が逃げたとみられる。

 

台風9号が関東地方を通過した翌日の23日午前4時ごろ、日課のジョギングをしていた時に遊歩道脇のクヌギの木で見つけた。本州の在来種は大きく育っても体長5センチほどとあって、「あまりに大きかったので、最初はカニかと思った」と清水さん。

 

県立生命の星・地球博物館の渡辺恭平学芸員(昆虫学)によると、東南アジアに分布するヒラタクワガタの仲間とみられ、「生態系への悪影響が心配されるので、絶対外に逃がさないでほしい」と説明する。

 

環境省は外国産クワガタを「生態系被害防止外来種リスト」に入れている。清水さんは「こんなに大きなクワガタは珍しいので、近所の人に見せてあげたい」と新調した虫かごで大切に飼っている。