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(写真・神奈川新聞社)

女子サッカーの元日本代表選手が22日、大和市上草柳の大和なでしこスタジアムに集まり、県内のサッカー少女と触れ合った。昨季に現役を引退した澤穂希さんも激励に訪れ、「相手に向かって戦う姿勢を忘れずに上を目指して頑張ってほしい」と期待を寄せた。

 

「女子サッカーのまち」を目指す市と県サッカー協会の主催。元代表ゴールキーパーで市スポーツ課職員の小野寺志保さんが呼び掛け、澤さんのほか、ワールドカップドイツ大会(2011年)優勝メンバーの海堀あゆみさんや、アテネオリンピック(04年)でキャプテンを務めた池田浩美さんら24人が集結した。

 

元代表選手たちはこの日、チーム「なでしこレジェンド」を結成。約170人の小学生を指導するとともに、代表選手を輩出している地元の中学生チーム「大和シルフィード」と対戦。目の前で再現される往年のプレーに、子どもたちは興奮しきりだった。

 

相模原市南区の小学6年の女児(11)は「テレビの中の憧れの選手は実際に見てもかっこよかった。周囲を見てプレーする大切さを学んだ」とうれしそうだった。

 

スタジアムで観戦した澤さんも、子どもたちと記念写真に納まった。なでしこレジェンドは「目標になる選手が大和から出ていることは素晴らしい」(澤さん)「みんなとボールを蹴れる場所があることはうれしい」(池田さん)と話した。

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