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(写真・神奈川新聞社)

 

小田原駅の地下街「ハルネ小田原」の壁にカラーテープを切ったり貼ったりして絵を描くワークショップが20日開かれ、市内外から親子14組42人が挑戦した。

 

元横浜美術館副館長で子どものアトリエを担当していた横浜市民ギャラリー主席エデュケーターの三ツ山一志さんの指導で、今回は「○○大好き、○○を大切に」などの思い思いのメッセージとそれに合わせた絵を描くのがテーマ。

 

ハルネの壁屋総本舗の向かいにある高さ約2.5メートル、長さ約44メートルの白い壁を利用して、参加者は「生き物を大切に」「自然を大切に」「I LOVE 小田原」「孫大好き」などの文字を貼り付け、ゾウやウサギなどの動物や花や木々、太陽などを描いていた。

 

市内在住で両親と妹の家族4人で参加した女児(5)は、数年前の大雪の時に父親と一緒に雪だるまを作ったことが楽しかったので4人の雪だるまを描くことに。「冬だから。また雪が降ればいいな」と話していた。

 

壁に貼られたのは引っ越しの際などに使われる養生テープで、青や緑のほか、赤、ピンク、黄色、黒などさまざまな色があり簡単にはがせる。ハルネのオープン前から市民に地下街に親しんでもらおうと、季節ごとに年数回開催している。

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