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(写真・神奈川新聞社)

 

寒川町宮山の寒川神社で、恒例の「迎春ねぶた」の準備が整った。新年を迎えた元日の午前0時から点灯される。

 

今回の題材は、古事記の神話「稲羽の素菟(しろうさぎ)」。不遇な状況下で兄神たちに仕える大穴牟遅神(おおなむちのかみ)が苦しむうさぎを助けたことで、美しい姫と結ばれようとしているという場面を描いた。「人をだまし一時の福を得ても、やがて自らに跳ね返る。真面目に誠実に行動することで、人々に慕われ、大きな幸せを得てほしい」という思いが込められているという。

 

ねぶたは横幅9メートル、高さ2.6メートルで、制作期間は約3カ月。同神社にある高さ約10メートルの神門に掲げられている。20日夕には試験点灯が行われ、集まった人たちから歓声が上がった。2月3日まで飾られている。