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(写真・神奈川新聞社)

 

昨季限りで現役を引退した元横浜DeNAの三浦大輔氏(43)が11日、東京都内のホテルで開かれたプロ野球の新人研修会で講義し、25年間の現役生活を振り返りながら「1年目の気持ちを忘れず、もっとうまくなりたいという気持ちを常に持って挑戦してほしい」と12球団の新人選手にエールを送った。

 

1992年に奈良・高田商高からドラフト6位で入団し、プロ野球記録に並ぶ23年連続勝利を挙げるなど球界を代表するプレーヤーに上り詰めた。「せっかくこの世界に入ったからには何千万、何億円を目指してほしい。僕は(野球で)欲の塊だった。欲があれば頑張れる。自分の武器を見失わず、一日一日を無駄にしないように」とアドバイスした。

 

また3年目から肝機能障害で苦しんだ自身の経験を踏まえ、「戦いの場にいられないことが打たれた時よりも悔しい。1軍にいるためには体調管理が大事」と食事や睡眠などの大切さを訴えた。

 

メモを取りながら先輩の体験談を聞いた横浜DeNAのドラフト1位の浜口遥大(神奈川大)は感銘を受けた様子で、「壁にぶつかった時にきょうの話を思い出したい。己を知ることの大切さなど貴重な話が聞けた」と語った。同2位の水野滉也(東海大北海道)も「子どもたちが憧れるかっこいい選手になるためにも、1軍で活躍したい」と気持ちを新たにしていた。

 

プロ野球の新人研修会は毎年実施されている。