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(写真・神奈川新聞社)

 

学校の校舎全体に太い縄を十字に掛けて、大きなちょうちょ結びを飾るアートイベントが12日、相模原市立桂北小学校(同市緑区与瀬)で行われた。全校児童92人が校舎を取り囲む縄に自分で綯(な)った縄を加えたり、さまざまなオブジェを結び付けたり。学校が丸ごとプレゼントのようになった。

 

同小学校と県立相模湖交流センターの連携事業で、アーティストの松本春崇さん(58)と角田良江さん(59)=千葉県在住=が2011年に始めた「家縛りプロジェクト」の一環。松本さんがひもで古新聞を縛る作業をしていて「家を同じように縛ったら面白い」と考え、建物に縄を掛ける芸術活動を始めた。活動を続けるうちに、参加者が好きなように縛っていく過程もアートだと考えるようになったという。

 

子どもたちは昨年11月、松本さんらが縄を掛けた県立相模湖交流センターを見学。授業で実際に縄を綯うワークショップも行い、全員が名札を付けた自分の縄を作って準備していた。

 

この日、保護者や教師らで、松本さんが用意した計500メートルほどの縄を3階建て校舎の壁面にぐるりと回し、ちょうちょ結び型の飾りを正面玄関上に設置した。

 

子どもたちが地面近くに垂らされた縄にリースや稲わら飾りなど自作のオブジェをくくり付けて作品が完成。1カ月ほどそのまま展示する予定という。