(写真・神奈川新聞社)
横浜市の林文子市長は1日の会見で、今年4月からの認可保育所の利用を申請し、1次利用調整終了時点で内定していない、いわゆる保留児童が4,577人いることを明らかにした。前年同期比で150人減。
市によると、申請者数は1万7,908人で内定者は1万3,331人。保留児童数を区別でみると、最多は港北(842人)で、鶴見(456人)、神奈川(371人)と続く。
保留児童数は保育所利用申請者数から内定児童数を除いた数。市がゼロを目指す待機児童数はこの保留児童数から、市が独自の基準で設置した認可外施設「横浜保育室」や特定保育所のみの申込者らを除いた数を指す。
林市長は保留児童数について「相当高いレベル。保護者に寄り添い、いろんな情報を提供して(待機児童数)ゼロを目指して取り組む」とした。
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