(写真・神奈川新聞社)
横浜市中区の「川の駅 大岡川桜桟橋」近くの大岡川に16日、こいのぼり60匹が掲げられた。両岸の桜はようやく散り始めたばかりで、花吹雪が舞う中、優雅に泳いでいる。5月7日まで。
地域の子どもたちの健やかな成長を願い、地元の日ノ出町青年会が15年ほど前から続けている恒例行事。色とりどりのこいのぼりはいずれも周辺住民から譲り受けたもので、その数は年々増えているという。
水面に桜の花びらが敷き詰められる「花いかだ」が見られる中、遊覧船やカヌー、ボードに立ってパドルでこぎ進むスタンドアップパドルボード(SUP)などがこいのぼりの下をゆったりと通っていた。
同青年会の小林直樹会長は「川はあらゆる人たちの交流の拠点。地域で暮らす外国人の子どもたちが増える中、日本の文化をともに楽しみたい」と話していた。
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