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(写真・神奈川新聞社)

 

神奈川労働局は「ハローワーク横浜」(横浜市中区)に、人手不足が顕著な福祉、建設、運輸、警備の4分野の求人・求職活動を支援するための専門窓口「人材確保対策コーナー」を24日、開設した。少子高齢化が進行し、働き手となる15~64歳の生産年齢人口が減少する中、求職者と求人企業の支援を一体的に行い、迅速で的確なマッチングを目指す。

 

同コーナーは、従来から介護や保育、看護といった分野を支援していた「福祉人材コーナー」の機能を拡大する形で設置。求人企業や求職者にそれぞれ対応する専門相談員ら7人で対応する。また、今後は業界団体と連携し、セミナーや職場見学会、面接会などを開く予定。

 

同労働局によると、2月の県内の有効求人倍率(パート含む常用、季節調整値)は全体が1.07倍だった一方、「保安」が36.63倍、「建設躯体(くたい)工事の職業」が14.34倍、「福祉」が3.51倍、「自動車運転の職業」が2.94倍と、4分野が高水準で推移している。

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