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(写真・神奈川新聞社)

 

京浜急行電鉄は27日、期間限定で登場した「京急イエローハッピートレイン」の運行を継続すると発表した。当初は2014年5月から約3年間の予定だったが、沿線住民や京急ファンらに好評なため、29日から新しいデザインで運行する。

 

同社は機器・機材の運搬などで使用する黄色塗装の貨車を3編成保有。限られた区間で運転し、「見ると幸せになる」と隠れた人気があった。乗車できるものを、との考えから黄色の塗装を新1000形アルミ車両の8両編成に施し、赤、青に次ぐ第3のカラーとして登場。泉岳寺-三崎口間や都心方面から羽田空港国内線ターミナルなどを運行して親しまれた。

 

当初の終了予定を前に、京急ご案内センターに問い合わせが相次いだ。横浜市南区に住む5歳の男児からは「けいきゅうのひとへ いエローハツピトレインをやめないでください」(原文のまま)と書かれた手紙が同社に届いたという。

 

鉄道本部営業企画課の尾形祐佳さんは「皆さまから愛されていたことが伝わってきた」と継続の理由を説明する。

 

現在の車両を継続して使うが、塗装を剥がして大掛かりな検査を行ったため全体を塗り直した。側面の扉部分は銀色のラッピングを施していたが車体と同じ黄色にデザインを変更した。

 

「お客さまに喜ばれるように、念入りに整備してきた。黄色い電車で沿線に幸せを広めたい」と京急ファインテック鉄道車両部の荒井和人さんは話す。

 

運行継続を記念し、5月1日から父の日にちなんだ似顔絵と感謝の言葉を募集し、車内に掲出するキャンペーンを行う。問い合わせは京急ご案内センター電話045(441)0999。

 

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