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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜市都筑区のマンション傾斜問題で、市は11日、全4棟の建て替えが決まった同マンションで解体工事が始まったことを明らかにした。事業費は約310億円。2020年11月ごろに建て替えが完了する予定。

 

市などによると、解体工事は9日に着手。来年4月までの期間中、施工不良となったくいの調査も行われる。市は全棟を建築基準法違反に認定したが、解体されれば是正される。

 

施工主の三井住友建設は傾斜の原因について「解体工事の中で調査を進め、事実が分かれば建て替え費用の負担について関係者で協議を進めていく」としている。市担当者は「住民が安心してマンションに戻れるよう、原因を明らかにするのが市の責務」と話した。

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