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(写真・神奈川新聞社)

 

【時代の正体取材班=田崎 基】国会で審議中のいわゆる「共謀罪」法案に対して反対の声を上げようと17日夜、国会議事堂の正門前で抗議集会が行われた。採決の強行が視野に入る中、18、19日も国会周辺で集会が開かれる。19日は午後6時半から複数の市民団体が結集し、大規模な抗議行動を計画している。

 

この日の集会はツイッターなどで呼び掛けられ、約500人が詰め掛けた。答弁が二転三転したり、異なる質疑に同じ答弁を繰り返したりするなどしてきた金田勝年法相の責任を追及する声が高まり、ドラムのリズムに合わせて「答弁できない法律作るな!」「国会なめるな」「共謀罪は絶対廃案」と訴えた。

 

17日の国会審議では、金田法相に対し野党4党が不信任決議案を提出。与党側は18日に衆院本会議で同決議案を否決し、19日の衆院法務委員会で共謀罪法案の採決を強行する見通しだ。

 

主催者は「政権は18、19日の集会にどれだけ多くの人が集まるか注視している。できるだけ大勢で『廃案』の声を上げたい」と話している。

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