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(写真・神奈川新聞社)

 

相模鉄道(横浜市西区)は5日、9年ぶりとなる新型車両「20000系」の営業運転を12月に開始すると発表した。同月に創立100周年を迎える相鉄グループの節目を盛り上げる。2022年度下期に開業予定で、横浜市西部と県央部、都心部を結ぶ相鉄・東急直通線でも使用する。

 

新型車両は日立製作所が受注。外観には「ヨコハマネイビーブルー」と呼ぶ相鉄線の新たなイメージカラーの濃紺を採用。車内は居心地の良さや開放感を考慮し、時間帯で色調が変わる発光ダイオード(LED)照明やガラス製の荷物棚を導入。相鉄線で初となる微粒子イオン「ナノイー」を発生させる空気清浄機、ベビーカーや車いす用のスペースを全車両で設ける。

 

同社は「都心乗り入れも控え、ますます便利になる相鉄線を実感してもらえる象徴になれば」と期待を込める。

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