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(写真・神奈川新聞社)

 

魚の栄養と体づくりをテーマにした講座が26日、横浜市神奈川区入江1丁目のスポーツ施設「メガロス神奈川」で開かれた。魚食の普及を目指す市中央卸売市場の協議会と、同施設の共催。日ごろから運動や食生活に関心に寄せる施設利用者ら約40人が参加し、市場関係者の話に耳を傾けた。

 

講座では魚に含まれる栄養素の特徴や人間の健康面へのメリットなどについて、水産仲卸業ムラマツ(同区)社長の村松亨さんが解説。青魚に含まれる成分が血液をサラサラにするために有効と説明し、「魚の脂は(人間の)体内で固まりにくい」「運動する人にたくさん食べてほしい」などと呼び掛けた。

 

夏休みの自由研究として聴講した小学3年生の児童(8)=同市鶴見区=は「肉と魚の違いを学ぶことができた」。小学1年生の児童(6)=同市神奈川区=は「魚を食べると血がサラサラになって、スイミングの後も体が冷えにくいことを教えてもらえてよかった」と話していた。

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