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(写真・神奈川新聞社)

 

東海大学(平塚市北金目)のソーラーカーチームは8月29日、10月にオーストラリアで開催される世界最大級のソーラーカーレース「2017ブリヂストン・ワールド・ソーラー・チャレンジ」へ参戦するチーム体制と新型車両を発表し、世界一奪還へ強い意気込みを見せた。

 

同大会は1987年に始まり、近年は隔年で開催。同大は93年から出場し、2009、11年大会で連覇を飾ったが、以降は13年が準優勝、15年が3位と惜しくも頂点を逃している。

 

今回は10月8~15日、同国北部のダーウィンから南部のアデレードまで約3千キロを縦断するコースで実施する。22の国と地域から43チームがエントリーし、日本からは4チームが参加。同大は総監督の木村英樹工学部教授ら教職員3人、学生14人、特別アドバイザー6人の計23人の遠征メンバーで世界一への返り咲きを目指す。

 

今大会からの規定により太陽電池の搭載面積が3分の2に縮小。新型車両は、高出力の発電能力のある電池や高強度の炭素繊維を用いた車体など国内企業の技術が結集されたもので、前回並みのスピードを維持できるという。

 

木村教授は「大学だけでは到底なし得ない高度な先端技術の粋を集めたソーラーカーとなった。学生にとっても勉強になり、大きな成長につながっている」と自信を見せる。学生代表の武藤創さん(工学部2年)は「大学建学75周年を飾る優勝が目標。日本の高い技術力をアピールし、省エネルギー分野の発展につながれば」と力強く語った。