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(写真・神奈川新聞社)

 

京急グループの川崎鶴見臨港バス(川崎市川崎区)が、11月に創立80周年を迎える。節目の年を記念して公式キャラクターを初めて作成したり、「運賃無料デー」を設けたりと、多彩な記念企画を展開。沿線活性化につなげる狙いだ。

 

記念企画第1弾として、臨港バスの新キャラクターの名前を27日まで、ホームページで一般公募する。かつてシンボルマークに使っていた鶴を、現代風にかわいらしくキャラクター化した。おなかには、臨港バスの車体デザインと同じ青と赤のラインを入れた。

 

創立記念日の翌日である11月19日には、全国的にも珍しいというバスの「運賃無料デー」を実施。来年春には定期券の価格を一部値下げする。これまで横浜、川崎両市の均一料金区間で乗ることができる定期券は、川崎市内のみの均一料金区間定期より割高だったが、川崎市内のみの料金と同額に下げる。

 

川崎鶴見臨港バスは、川崎市内と隣接する横浜市鶴見区などを走る。担当者は「長年のご利用に感謝を込めて、少しでも恩返しができれば。今後もお客様に愛される会社になっていきたい」と話した。

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