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(写真・神奈川新聞社)

 

閉鎖された犬の遊び場、3年ぶりに移転復活-。横浜市青葉区で10年間利用されながら、高架道路工事で2014年に閉鎖された登録制の「あおばドッグラン」が1日、市の協力で場所を移しオープンした。青葉は犬の登録数が市内最多の区。念願のドッグラン再開に愛犬家らは喜びに沸いている。

 

新しいドッグランは、旧施設から約300メートル離れた谷本公園(同区下谷本町)の有料駐車場に隣接する市の土地(約940平方メートル)に開設された。同区の利用者(44)は「以前は芝だったが、今度は水はけの良いウッドチップが敷かれ、雨降りの翌日でも利用できる」と元気に遊ぶ愛犬に目を細めた。利用には登録が必要で、9、10月の説明会では区内外から計81人、69頭が登録した。

 

旧施設は地元の愛犬家らが開設を願い、02年に約3千人の署名を集めて市に要請。市と日本道路公団(当時)の所有地(約3千平方メートル)を借りて04年3月にオープンした。利用者らがNPO法人「ドッグランネットワークPals(パルス)」を設立して管理・運営を担い、区も運営協力してきた。だが14年9月、横浜環状北西線の工事で閉鎖された。

 

その後、パルス内に「あおばドッグランの存続を求める会」を結成し、市に代替地の相談や要望を重ね、谷本公園に隣接する市有地を19年3月までの期限付きで無償提供を受けることができた。市は新施設を試行と位置付ける。

 

土地を提供した市環境創造局は「マナーを守りながら、地域の皆さんにも愛される施設にしてほしい」。パルスの理事長(52)は、市民ボランティアが運営する意義を強調し、「利用者はぜひ運営にも参加を」と呼び掛けている。

 

登録説明会の日程や必要な提出書類などは、同団体のウェブサイト(「あおばドッグラン存続」で検索)で確認できる。

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