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(写真・神奈川新聞社)

 

女の子の健やかな成長を願って飾られるつるしびなの展示が11日、二宮町一色の古民家ふるさとの家で始まった。約1万3千個が7段飾りなどと一緒に飾られ、明治期に建てられたとされる会場を華やかに彩っている。

 

観光ボランティアなどを手掛ける市民団体グリーンにのみやプロジェクト(松本篤子代表)が主催し、ことしで9年目。会員や町内の支援者らが協力し、今回新たに千個を追加した。ネズミは食べることに困らないように、イヌは将来の安産、鶴亀は長寿などと、飾りのそれぞれに願いが込められている。

 

松本代表は「二宮町内の古刹(こさつ)や古民家を紹介しながら、若い人たちに日本の文化を継承したい」と話していた。

 

入場無料。同会場では14日まで、知足寺(同町二宮)は27、28日、川勾神社(同町山西)では2月9~12日と、会場を移しながら展示する。時間はいずれも午前10時~午後3時半。問い合わせは、町観光協・電話0463(73)1208。

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