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(写真・神奈川新聞)

 

特定外来生物の上海ガニを販売などのために無許可で飼育したとして、南署は21日、外来種被害防止法違反の疑いで、ともに中国籍で横浜市南区の鮮魚販売業「東盛商事」の男性社長(44)と、別の魚介類販売店(同区)の男性店主(49)を書類送検した。

 

書類送検容疑は、昨年12月22日、環境相の許可なしに、販売や譲渡目的で、男性社長は上海ガニ59匹を、男性店主は80匹を店舗で飼育した、としている。同署によると、男性社長は「昨年9月ごろから売っていた」、男性店主は「見栄えがいいので生きたまま(店頭に)並べていた」などと供述し、容疑を認めている。

 

主に中国原産の上海ガニは、繁殖や移動の能力が高い。放たれたり逃げ出したりすると、日本固有の在来種を減少させるなど、生態系への影響が懸念されるため、環境省が2006年2月に特定外来生物に指定。許可なしに生きた状態での輸入や販売などは禁止されている。

 

昨年12月に、同省関東地方環境事務所に情報提供があり、同署が捜査していた。