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(写真・神奈川新聞)

 

立ち乗り電動二輪車「セグウェイ」が体験できるテーマパーク「セグウェイベース」(海老名市めぐみ町)の内覧会が19日開かれた。セグウェイに特化したコースを持つ常設のテーマパークは日本初で、21日にオープンする。記者も試乗し、コースの一部を体験した。

 

ヘルメットや肘当てを装着後、10分ほどの講習を受けた。意気込んでセグウェイに乗り込んだが、立つことはできても意に反しフラフラと前後退……。

 

講師から「視線を上げて」と何度も注意を受けながら、重心を意識できるようになるとバランスが安定。進む方向に顔全体を向けるようにすると方向転換もスムーズになった。

 

セグウェイベースは、敷地約6200平方メートルに全長約1キロのコースを用意。地面よりほんの少し段差のついた橋やスラローム、坂があり、同時利用は最大20人を想定しているという。

 

隊列を組んでそれらのコースを試走。「こつは前の人の通った後を追うようにコースを取ること」と講師。最初は遅れないようにする意識でいっぱいだったが、しだいに風を感じられるように。膝を使えるようになると、より地面をはうようにセグウェイが進んだ。

 

施設開業の地に海老名を選んだ理由について、セグウェイジャパン(横浜市中区)の大塚寛社長は「鉄道3線が合流する駅前にあって利便性が高い上、セグウェイを通した地方創生として、発展が進む街を後押しできると考えた」と説明。

 

施設ができる駅間地区は25年度の完成に向け、高層マンションやオフィス棟などの建設が計画されており、セグウェイベースは約1年間の期間限定で同地区の活性化の役割を担うという。

 

海老名駅駅間地区開発を進める小田急電鉄の細谷和一郎・生活創造事業本部開発推進部長は「海老名駅東西には大型商業施設があるが、駅間地区で買い物以外のサービスを体験する『コト』があることで東西をつなぐ効果を期待できる。新たな乗り物体験を通じ、先進的な街としてイメージ向上も図れればいい」と述べた。

 

セグウェイベースは午前10時から午後5時までで、不定休。利用は16歳以上。料金は15分2500円から複数設定があり、60分だと6500円。

 

セグウェイは体重を移動させるだけで速度や方向を操ることができる米国発の乗り物。公道を走行するには県警などの許可が必要となる。