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(写真・琉球新報社)

15日は旧盆入りのウンケー(お迎え)。ウヤファーフジ(先祖)を迎えるに当たり、那覇市の第一牧志公設市場周辺には14日、お供え物を買い求める人の姿が多く見られた。各店舗には三枚肉や中味汁用の肉類、かつお節やシイタケ、色とりどりの果物に魔よけのショウガなどが所狭しと並んだ。

 

与那原町の仲山淳子さん(73)は「毎年、家族3代でご先祖さまを迎える。料理の準備などは大変だが、それ以上にみんなが集うから楽しみの方が勝るね」と笑顔を見せた。家族旅行で沖縄を訪れている佐々木聡子さん(39)=福岡県=は「仏壇に供えるグーサンウージ(サトウキビのつえ)やガンシナー(荷物運び用の輪型の敷物)など初めて見るものばかりで興奮した。先祖を敬う文化は素晴らしい」と目を輝かせた。

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