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「THE泡盛カクテル」のグランプリレシピに選ばれた玉城竜司さんの作品
(写真・琉球新報社)

県内飲食・宿泊業8団体でつくるTHE泡盛カクテル推進協議会(会長・大城勤県酒造組合副会長)は28日、沖縄を代表する「THE泡盛カクテル」として県内外に売り出すカクテルレシピのグランプリを発表した。全国から応募があった133作品から、泡盛をベースににゴーヤーとライムを合わせてトニックウオーターで割った、那覇市のバーテンダー・玉城竜司さん(30)の作品が選ばれた。

 

協議会は10月1日~17日にネーミングを募集し、11月1日の「泡盛の日」に名称発表する。

 

レシピは、幅3センチの輪切りにしたゴーヤーの表皮のつぶつぶをすり下ろし、アルコール度数40度の泡盛40ミリリットルを注ぐ。カットしたライムを絞ってトニックでグラスを満たして完成。泡盛の香りとゴーヤーの苦味、トニックの程よい甘みが一体となって爽やかなカクテルに仕上がった。

 

大城会長は「ゴーヤーは沖縄を代表する産物で美容と健康にも良い。全国で普及しており身近に作れるカクテルとして全国、世界に発信したい」と話した。

 

26日のレシピ選考審議会で、書類選考で勝ち残った22作品の中からグランプリを選んだ。

 

カクテルの名称募集では、グランプリに賞金30万円を贈る。応募方法は県酒造組合のホームページ「泡盛百科」で確認できる。問い合わせは協議会事務局(電話)098(862)8285。

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