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沖縄初のビーチグランピング施設を紹介するかりゆしセールス&リザベーション事業本部の岩崎千景マネジャー=1日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター(写真・琉球新報社)

沖縄県内ホテル大手のかりゆし(那覇市)は11月から恩納村のかりゆしビーチで、テントの中でホテル並みの宿泊ができる「グランピング」施設の宿泊販売を始める。1日3組限定で、バリ風と琉球風、ビーチ風の3種類が選べる。同社によると、ビーチで「グランピング」を提供するのは県内初という。今後海だけでなく、森に泊まる事業展開も図る。

 

グランピングはグラマラス(豪華)とキャンピングを合わせた造語。あらかじめ設置されたテントを使うことで、野外体験に伴う宿泊客の負担を軽減する一方、テント内にはベッドや空調を完備し、快適な客室環境を提供する。かりゆしはテントの横に、専用シェフを配し、食事も提供する。テント内での宿泊は1施設で最大4人。

 

1日、同社は「グランピング」施設を宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで披露した。同セールス&リザベーション事業本部の岩崎千景マネジャーは「グランピング施設は沖縄スパリゾートエグゼスと抱き合わせ販売する。悪天候時はホテルに宿泊できる。ぜひ皆さんに魅力的なキャンプを体験してもらいたい」と語った。

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