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(写真・琉球新報社)

 

【石垣】ウエディング業などを手掛けるアルル(石垣市、仲筋正和社長)は24日、石垣島の伝統などを取り入れた独自のウエディング商品「石垣島自然式 美ら結」を発表した。初の自社商品で来年1月にサービスを始める。人気が高まっているリゾートウエディングの需要を取り込み、石垣島の認知度向上にもつなげる。

 

庭とビーチを会場に、地域の神司が夫婦の先導や式を行う役を務めることが大きな特徴。神司は八重山民謡の祝いの歌「弥勒(みるく)節」で夫婦を招き、契りを交わした男女を描いた「かたみ節」を歌い祝福する。1枚の着物を2人で羽織ったり、海からくみ上げた水で身を清めたりする沖縄に古くから伝わる婚礼の儀式も織り交ぜ、最後は海に愛を誓う順で式を進める。

 

同市新川のリゾートホテル、フサキリゾートヴィレッジで完成披露会を開き、実際の夫婦や親族らが体験する形で挙式を披露した。

 

商品は中小機構沖縄が支援し2014年に経済産業省の地域資源活用事業計画の認定を受け開発。新婚だけでなく結婚記念日を迎えた夫婦や恋人たちへもメニューを提供。基本料金は15万円(税別)で1年目は20組の利用を計画している。

 

仲筋社長は「司が式を行うなど新しいスタイルのリゾートウエディングでセレモニーもあるフォトウエディングの発想だ。そこに石垣島らしさを取り入れた。さらに観光客を呼び込める商品にしたい」と意気込みを語った。