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オーガニックスキンケアブランド「NATURE PLANTS SKINCARE」を発表したメーキャップアーティストの守本理恵さん=那覇市首里赤田町(写真・琉球新報社)

 

「VOGUE」や「ELLE」、「FIGARO」など数々のファッション誌やファッションショーで活躍してきたメーキャップアーティストの守本理恵さん(43)=南城市=がプロデュースするオーガニックスキンケアブランド「NATURE PLANTS SKIN CARE」のリリースパーティーが10月27日、那覇市首里のカフェCONTE(コント)であった。沖縄の自然の中で育まれた植物など完全オーガニックなものを原料に、一つ一つ手作りしたスキンケアアイテム5品をお披露目した。

 

◇植物の力ぎゅっと
「スキンケアは肌の食事」―。20年あまりのキャリアを持つ守本さんが考える肌作りの「哲学」と沖縄で知った植物の力を製品にぎゅっと詰めた。

 

沖縄の女性にとって大敵の紫外線。UVクリームにはバージンココナッツオイルやシアバターなど何千年も前から各地で人々が使用してきたUVカット効果のあるオイルと、紫外線A波とB波を遮断する効果のある沖縄のサンゴパウダーを使った。

 

化粧水には沖縄のアロエベラを生のままのとろみを使用。石けんは本来肌の持つ保湿成分を失わせる合成界面活性剤を使用せず、沖縄本島南部のクチャ(泥岩)、自然栽培の米ぬかなどで作った。

 

◇沖縄に教えられた
守本さんは2011年の東日本大震災、福島第一原発事故を機に沖縄に移住した。

 

家族と一緒に自然豊かな環境で暮らしているうちに見えてきたのは、人の手が入る前から存在し長い年月をかけて育った植物の偉大さ。沖縄の大地で育まれたものを食事に取り入れ始め、次第にスキンケアにも使うように。研究を重ね、友人らに使ってもらうとたちまち評判に。特に子育て中のママたちからは「安心して使える」と商品化を望む声が多く上がった。

 

商品の成分表には一般の人には分かりにくい薬品名は一切ない。海洋深層水、オーガニックアロエベラなど、イメージできるものばかりだ。

 

これまでファッション業界の第一線に身を置き、化学物質を使った化粧品もたくさん使ってきた。「業界を一通り見てきた。だからこそ、何が大事か分かるんです」。行き着いたのは「太古からの植物と共に寄り添う」というシンプルなもの。

 

「沖縄に大切なことを気付かせてもらった。だからちゃんと形にしたかった」。肌の健康だけでなく、地球環境にも配慮した理想のスキンケア商品で多くの女性たちをきれいにしたいと考えている。